OSHC(海外留学生保険)を自分で手配してみませんか?

留学生保険。救急車

オーストラリアで学生ビザを申請するには、OSHC(Overseas Student Health Cover、海外留学生保険)に加入しなければなりません。

オーストラリアでは、メディケア(日本の健康保険に当たるもの)がありますが、留学生にはメディケアが適用されないので、その代わりにOSHCに加入します。
OSHCは基礎的な健康保険なので、海外旅行保険のように、盗難や病院での日本語対応などはカバーされません。

OSHCには、学費の支払いの際に、学校を通じて加入することが一般的ですが、学校から個人で加入することを求められる場合もあります。自分で、学校指定以外のOSHCに加入することも可能です。

オーストラリア移民局指定のOSHC

Medibankはオーストラリア最大の保険会社で、学校経由でOSHCに加入する場合に多く使われています。

OSHCでカバーされること

  • 病院での診察(医師による治療費、入院費、血液検査などの病理検査、レントゲン検査)
  • 救急車での搬送(オーストラリアでは救急車の利用は無料ではありません。州によって料金が違いますが、ビクトリア州の場合、一回の搬送で$1100くらいかかります。)
  • 処方箋薬(自己負担金がかかります。またカバー額には上限があります。)

OSHCでカバーされないこと

  • 歯科治療
  • メガネ、コンタクトレンズ
  • 持病の治療、妊娠(Waiting periodの後にはカバーされるようになります)
  • 不妊治療
  • 整形手術

OSHCは健康保険なので盗難や破損といった事態はカバーされません。

加入期間

OSHCには、学校のコースが始まる2−4週間前から1−2ヶ月後まで加入します。
コースが始まる前については細かい決まりがありませんが、
コース終了後については
コース期間が10ヶ月未満の場合→コース終了の1ヶ月後まで
コース期間が10ヶ月以上の場合→コース終了の2ヶ月後まで(さらに、10ヶ月以上のコースで11月または12月にコースを終了する場合には翌年の3月15日まで)
と細かい規定があります。(移民局による学生ビザ申請のための指定です)

OSHCの選び方

学校経由で加入すると、手続きが減って楽ですが、自分で加入することも出来ます。
自分で加入することで、1年で$150ほど節約することが出来ます。

移民局指定ということもあり、OSHCの基本的なカバー内容はどの保険でも同じです。
追加の保険料を払って、歯科治療などもカバーされるOSHCにアップグレードすることも可能です。

例えば

大学院に2年通う場合について考えてみます。
コースの期間の24ヶ月と2ヶ月を追加した26ヶ月分の加入が必要になります。
大学院から提示されたOSHC費用は$1404.20でした。(大学指定の保険はMedibank)

それぞれの保険会社のページから簡単に見積もりを出せるので
見積もりをしてみると

  • Australian Health Management(AHM)→ $1073
  • Bupa Australia → $1144
  • Medibank → $1118
  • Allianz Global Assistance → $1201
  • nib → 1075

ということで2年間で$300以上の違いが出ました。
大学を通じて加入すれば、手続きが少ないですし、大学に窓口が置かれ、サポートを受けられる可能性もあります。

大学指定の保険がMedibankで、費用として一番安かったのがAustralian Health Management(AHM)だったので、この2社を詳しく比較したのですが、Australian Health Management(AHM)はMedibankの子会社なので、サポートはほぼ同じです。

カバー内容の違いとしては

  • 処方箋薬(自己負担金がAHMは$40.3、Medibankは$30。一回のカバー額の上限がAHMは$50、Medibankは$70)
  • Waiting Period(病院での精神療法のWaiting PeriodがAHMの場合には2ヶ月あり、Medibankの場合はなし)

時間に余裕があれば、OSHCを自分で手配するのも良いと思います。

節約になりますし、保険内容やオーストラリアの医療制度に興味を持つきっかけになります。

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